お口の臭い=病気 知ってますか?

歯が汚れてからでは遅いかも!? わんちゃん、猫ちゃんも歯周病予防をはじめましょう!

おうちの子のお口の臭い、汚れ、気になりませんか?わんちゃん、猫ちゃんのお口は虫歯ではなく歯周病によるトラブルがほとんどです。

3歳以上のわんちゃん、猫ちゃんの80%は、既に歯周病を患っているといわれています。ただ汚れがついてしまったというだけではなく、歯周病が進行し始めているかもしれません。

 

歯周病は歯周病菌により歯茎が炎症をおこし、痛みを伴ったり、歯周病菌が全身の血流にのって全身状態を低下させてしまうなどお口以外にも影響がでます。さらに進行した重度の歯周病は顎の骨を溶かし顎が折れてしまうこともあります。また歯の痛みが出てしまうと大好きな食事も食べられなくなり、生活の質も落ちてしまいます。

歯を抜くとごはんが食べにくくなるというイメージを持たれるかたも多くいらっしゃいますが、実際は治療後のほうが痛みがなくなり快適にごはんを食べられるようになります。

安全な治療や的確な診断をするためにも、全身麻酔をかけてお口の中のチェックをしましょう!

当院では歯科レントゲンや、歯科専門機器のオーラルベットを導入し、より正確で安全な歯科治療を受けていただけるようになりました!

ぜひ、お気軽にご相談ください。

看護師 荻田彩子

狂犬病予防について

こんにちは!看護師の依田です。
新年度が始まりましたね。いろいろと忙しい時期かと思いますが・・・狂犬病予防のシーズンでもあります!今回はそんな狂犬病予防についてお話したいと思います。
 
狂犬病とは、狂犬病ウイルスを保有する動物(アジアでは主にイヌ)に咬まれたなどでできた傷口から、ウイルスが侵入し発症する人獣共通感染症です。ヒトを含むすべての哺乳類に感染するといわれており、一度発症すれば効果的な治療法はなく、ほぼ100%死亡するという恐ろしい病気です。
 
生後91日以上の犬を飼っている方は、飼い犬登録と毎年の狂犬病予防接種が法律で義務付けられています。登録が済んだら市役所から予防接種の時期(4~6月)にご案内が届きますので、毎年忘れずにお注射にいらしてください。
 
日本は世界の中でも狂犬病洗浄国といわれていますが、これは飼い主の皆さん1人1人の協力があってこそです。お家のわんちゃんのためにもしっかり予防してあげましょう!

理学療法 2

こんにちは、獣医師の岩瀬です。
春になりポカポカとした気候になりましたが、動物さんの体調はいかかでしょうか。
 
今日は理学療法の中でも、PROM運動という方法についてお話しできればと思います。
 
まず理学療法とは、病気・怪我・老化・肥満など日々生活するうえでうまれる障害に対して、元気な時と同じくらいの生活ができるように運動機能を回復・維持をすることです。リハビリテーションとも言われ、こちらのほうが聞きなれた言葉かもしれませんね。
 
理学療法のうちPROM運動とは日本語に直すと他動的関節可動域訓練といいます。
病気などによって動きにくくなった関節を動かす方法で、主に関節可動域の維持や改善を図るために行われます。
具体的な方法として、病変のある足を上向きにして動物さんを横向きにさせます。次にゆっくりと関節を屈曲させ、不快感を感じるようだったら今度は関節をゆっくりと伸展させていきます。ゆっくりと関節を屈曲・伸展させていくこの運動を何回か行っていくのがPROM運動になります。
自宅でも割と簡便にできる方法であり、マッサージやストレッチなどと組み合わせるとより効果をもたらします。
 
理学療法にも自宅でできるものもあれば、病院でしかできなかったりするものもあります。
少しでも動物さんの運動機能を回復・維持できるように様々な方法を考えておりますので、ご不明点・気になることがありましたら遠慮なく当院のスタッフにお声かけください。

リハビリについて

こんにちは!
久米川みどり動物病院でわんちゃんのリハビリを担当しています、看護師の浅野です。

わんちゃんのリハビリと言ってもあまり馴染みがない方が多いのではないでしょうか…

そこで!わたしが実際にリハビリをしてきた子たちを紹介したいと思います。

大学時代にリハビリをしていた子でこんな子がいました。
後ろ足の前十字靭帯という膝にある靭帯を両方断裂してしまい、手術をした子でした。
その子が靭帯を切ってしまった理由はなんと……!
”肥満”
だったからです。

そのため手術後はリハビリを行うというよりも栄養計算をし、食事制限をし、運動させるという
ライザップのようなダイエットを行ったのです!

そのおかげで-4kgの減量に成功し、昔痩せてた頃に買ったお洋服が着れるようになりました!

わんちゃんのリハビリテーションは看護師が行うため、
体重や体調に合わせてごはんなどの調整もしつつ、計画的に行えるのです!

ケガをしていなくても

どうしても痩せない… 足腰が弱ってきた…

という子たちのジムとしてリハビリを活用してみませんか?


興味のある方はぜひ一度お問い合わせ下さい!

避妊手術について

こんにちは、どうぶつウェルネスセンター獣医師の松本です。

2月も終わりを迎え、春ももうすぐやってきますね。

今回は、予防に関するお話として避妊手術についてお話させていただきます。

どんな手術なのか、いつ手術すればいいのか、どんなメリットがあるのか、などについて詳しくお話していこうと思います。

・ どんな手術か

避妊手術は、全身麻酔をかけて開腹し、左右の卵巣と子宮を摘出します。卵巣だけを摘出する方法も知られています。基本的には1泊入院で、約10日後に抜糸を行います。

・ 手術に適した時期

発情期、体調不良のときは避け、健康な状態で行います。何歳でもできますが、初めての発情期前(生後6ヶ月くらい)が理想的です。

・ 手術のメリット

望まない妊娠を避けること以外に、病気の予防というメリットがあります。子宮蓄膿症や子宮内膜炎、卵巣腫瘍、乳腺腫瘍などの生殖器の予防や、偽妊娠を避けることができます。また、発情時のホルモンによる体調の変化やストレスからの解放も期待できます。

・ 注意すべき点

手術は全身麻酔をかけて行いますので、麻酔や手術のリスクがあります。そのため、リスクを減らしていくための術前の検査が非常に重要です。当院では必ず手術前に血液検査を実施し、麻酔リスクの評価を行っています。

また、手術後は一般的に太りやすくなるといわれています。適切な食事管理、運動管理による肥満の予防が大切となります。

近年では、避妊手術は、不妊目的よりも将来的な病気の予防のために行うことが増えてきました。もちろん絶対に避妊手術を行わなくてはならない訳ではありませんが、病気になってから手術を行うよりも、若くて健康な時に行う方が全身麻酔のリスクなども圧倒的に低くなります。また、ワンちゃんの場合、初めての発情を迎える前に避妊手術を行うことで、乳腺腫瘍の発生率が明らかに減少する、というデータもあります。そのため、生後6ヶ月前後での避妊手術をおすすめしています。また、当院では通常の開腹手術以外に腹腔鏡を使用した避妊手術も実施しています。腹腔鏡を用いた場合、より痛みの少ない体に優しい手術が可能になります。

最後になりますが、家族の一員である動物さんとの幸せな生活のお手伝いをさせていただきたいと思っておりますので、何か不明点などがありましたらどうぞ気軽にお問い合わせください。

獣医師 松本左登美

 

フィラリア予防接種ってどうなの?

こんばんは!看護師の諏訪部です。

今回は犬フィラリア症の予防についてお話ししたいと思います。
ご存知の方も多いと思いますが、フィラリア症とは蚊の媒介によって感染し、血液循環器に障害をおこしてしまう病気です。咳がでたり、食欲がないなどの症状がでて、 臓器に負担がかかり、寿命を縮めてしまうとても怖い病気です。
ですが、予防をすれば感染を防ぐことができます!
予防は、錠剤タイプのお薬、おやつタイプのお薬がありますが、実は、お注射でも予防ができるんです!!

お注射予防の良い点
★1回のお注射で1年間予防効果が持続
★毎月のお薬の飲ませ忘れがない
★お薬を飲むのが苦手な子にオススメ
★知らない間に愛犬がお薬を吐き出してしまう心配がない

ただし、6ヶ月以内の子犬さんは(大型犬は8ヶ月以内)接種できませんのでご了承ください。

当院では1月から2月の期間中、フィラリア症予防注射のキャンペーンを行っております。
http://www.midori-vet.com/campaign.html
詳しくは当院スタッフまでお問いわせ下さい。
フィラリア症予防はしっかり行いましょう。

看護師 諏訪部

去勢手術って?  

こんにちは、どうぶつウェルネスセンター獣医師の岩瀬です。

12月になり今年もいよいよ終わりに近づいてきましたね。

 

今月の予防に関するお話は、去勢手術についてのご紹介です。

どんな手術なのか、いつ手術すればいいのか…などの疑問点などをお話ししていこうと思います。

 

・ どんな手術なの?

去勢手術は全身麻酔をかけて、精巣を覆っている陰嚢の近くの皮膚を切開し、左右の精巣(睾丸)を摘出します。基本的に日帰りでの手術になります。

 

・ 手術によりどんな効果があるか?

手術による効果として、病気の予防・問題行動の改善、望まない妊娠の防止、発情のストレスからの解放などが期待できます。

病気は男の子特有の病気、精巣腫瘍・精巣から出続けるホルモンにより起こる前立腺肥大・肛門周囲腺腫・会陰ヘルニアなどの病気を予防します。

また、マーキングやマウンティング、遠吠えといったような問題行動を改善する可能性があります。ただし、去勢手術を行っても必ずしも問題行動に関しては改善されないことがあります。

 

・ いつ手術すればいいのか?

初めての性成熟前(生後6ヶ月齢くらい)が目安になりますが、何歳でも行うことができます。

 

・ なにか注意すべき点はあるの?

全身麻酔で手術を行うので、麻酔や手術のリスクがあります。そういったリスクを減らしていくためにしっかりと術前の血液検査などを行っていきます。また、手術後は太りやすくなる子が多いです。食事管理や運動管理をすることで肥満を予防していきましょう。

そして、去勢手術をすると子供は残せませんので、希望などがある際は十分に相談していきましょう。

 

最後になりますが、昔は去勢手術というと「望まれない子供を増やさない」ということが一番の目的で、去勢手術が行われてきました。

近年では先ほど述べた通り、その目的だけでなく動物さんの健康・病気の予防といった長生きのために手術を行っています。

 

その他、手術についてご不明点がありましたらいつでもお問い合わせください。「家族」と出来るだけ健康で長く一緒にいるために、最善の方法を一緒に考えていきましょう。

 

 

獣医師 岩瀬由馬

 

「フィラリア予防は、シーズン最後が1番重要です!」

毎年の「フィラリア予防」、わんちゃんと生活している方にとっては一般的な予防になってきました。ただ、この時期に多いのが、寒くなってきて蚊はもういないし「もういいだろう」とお薬の投薬をやめてしまう方が実はまだまだいらっしゃるのです。
そこで蚊とフィラリア予防について少しお話してみようと思います。
○投薬期間って?

当院にお越し頂いている方へは、予防期間は「5月から12月」とご案内しています。
では、北海道も沖縄も同じでしょうか?
答えは「×」です。予防期間は地域によって違います。

それは、蚊の活動期間と関連があります。
このあたりでは、蚊が活動するとされている期間は「4月から11月」です。
蚊の活動期間とフィラリア症の予防期間が1ヶ月ずつずれていますよね。

さてなぜでしょう?
○予防と駆除

実際はフィラリア予防薬は、予防ではなく、感染後の駆虫薬だからなんです。
蚊に刺され、感染幼虫がわんちゃんの体内に入ってしまってから、それを駆虫するのが、この薬の目的です。
それを、感染→駆虫→感染→駆虫→・・・と毎月繰り返すことになります。

つまり、寒くなり蚊がいなくなったと思われる日の1ヵ月後に、最後の駆虫をしなければ、「感染」のままそのシーズンが終わってしまうことに!
せっかく、11月までお薬をあげていても、11月にもし感染をしたら、今までの予防が全て水の泡になってしまいます。
だからこそ、12月まできちんと毎月お薬をあげることが重要です。
○予防をレベルアップ!

蚊の活動期間は気温により違います。
現在の東京では、「4月から11月」といわれていますが、年により暑くなる時期も、寒くなる時期も実はさまざまですね。

年々温暖化が問題になっていたり、1年中ひとや動物が過ごしやすく調節されている室内に逃げ込み潜んでいる蚊も少なくありません。

そこで皆さんに予防のレベルアップとして、ご案内しているのが「通年の予防」です。
方法は2種類です。5月から12月まであげているフィラリア予防薬を、1月から4月のお休み期間なく、毎月1回あげることによる予防。
もう1つは、1回の注射で1年間(12ヶ月)の予防を出来るもの。
シーズン終わり頃の、お薬のあげ忘れを防ぐ意味でも、最近では注射を選択されるご家族が年々増えています。

お注射での予防は、当院では毎年1月と2月に価格を少しお安くし、ご案内していますので、
来年のフィラリア予防についても検討していただければと思います。
まずは、今年のフィラリア予防、12月まで忘れずにあげましょうね^^

混合ワクチンって何の予防?いつ打つの?

こんばんは、どうぶつウェルネスセンター獣医師の岩瀬です。

10月も終わりになり肌寒い季節となりましたね。

 

今年の混合ワクチン接種は済んでいますでしょうか??

本日は混合ワクチンについて、どんな病気があるのか、いつ予防していくべきかをご紹介していきたいと思います。

 

まずは、わんちゃんについてです。

たくさんの病気がありますが、本日はそれぞれの病気を簡単に紹介したいと思います。

 

  • 犬ジステンパー☆

元気食欲の低下、また病気が進むと神経症状を呈することもある死亡率の高い病気です。

  • 犬パルボウイルス感染症☆

激しい下痢・嘔吐などの消化器症状を起こし、特に子犬さんで脱水など重症化しやすい怖い病気です。伝染力が強いので、疑われる場合は他の動物さんとの隔離が必要です。

  • 犬伝染性肝炎☆

発熱や腹痛などがみられます。生後1歳未満の子犬さんが感染すると、全く症状を示すこと無く突然死することがあります。

  • 犬伝染性喉頭気管炎☆

咳や鼻水・クシャミなど呼吸器症状を起こし、二次感染すると重症化することがあります。

  • 犬パラインフルエンザウイルス感染症☆

咳や鼻水・クシャミなどカゼの症状を起こし、二次感染すると重症化することがあります。

  • 犬コロナウイルス感染症☆

成犬の場合は、軽度の胃腸炎の症状で済むことが多いですが、子犬さんの場合は、嘔吐や重度の下痢を引き起こし致命的になるおそれがあります。

  • 犬レプトスピラ感染症☆

細菌による感染症であり、腎臓や肝臓に病変がでます。様々なタイプがあり、代表的なのは歯茎の出血や黄疸が見られる黄疸出血型と、高熱・嘔吐・下痢を起こすカニコーラ型の2種です。特にこの病気は動物だけでなく人にも感染するので要注意です。

特にジステンパー・アデノウイルス感染症・パルボウイルス感染症はコアワクチンと呼ばれ、地域や環境に関係なく生命の脅威となるので注意が必要です。

 

接種時期についてですが、生まれたとき、子犬が母親の母乳から受け継ぐ免疫は生後1ヵ月前後でその効力がなくなっていきます。その免疫を維持するために生後1ヶ月目に1回目のワクチン、さらにその1ヵ月後に2回目(子猫は2週間)、さらにその免疫力を確実に維持するために2回目の1ヵ月後に3回目を接種します。(子猫は2回で終了します)

その後は3回目の接種から毎年一年後を基準に接種していきます。

ワクチンの種類として当院では5・6・8種の混合ワクチンがありますが、どの種類が良いかどうかなどご不明点がありましたら、診察時にご相談いただければと思います。

 

次にネコさんについてです。

  • 猫ウイルス性鼻気管炎☆

初期は咳、くしゃみ、鼻炎などの呼吸器症状のほか、結膜炎をひき起こします。特に子猫の場合は重篤化することがあります。

  • 猫カリシウイルス感染症☆

猫ウイルス性鼻気管炎によく似てた症状を呈し、症状が進むと、舌や口の周辺に潰瘍ができることがあります。

  • 猫汎白血球減少症☆

白血球が極端に少なくなる病気で、高熱・嘔吐・食欲がなくなり下痢が始まると脱水症状となります。重篤な場合は高い死亡率を示します。

 

以上が様々な病気の説明になります。

ご覧の通り、たくさんの病気があり、かかるとどれも重篤になる恐れがあります。

そういった病原体から体を守ってあげるためには定期的なワクチン接種が必要があります。

ご不明点などありましたらお気軽にご相談ください。

 

獣医師 岩瀬由馬