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2017年02月28日

避妊手術について

こんにちは、どうぶつウェルネスセンター獣医師の松本です。

2月も終わりを迎え、春ももうすぐやってきますね。

今回は、予防に関するお話として避妊手術についてお話させていただきます。

どんな手術なのか、いつ手術すればいいのか、どんなメリットがあるのか、などについて詳しくお話していこうと思います。

・ どんな手術か

避妊手術は、全身麻酔をかけて開腹し、左右の卵巣と子宮を摘出します。卵巣だけを摘出する方法も知られています。基本的には1泊入院で、約10日後に抜糸を行います。

・ 手術に適した時期

発情期、体調不良のときは避け、健康な状態で行います。何歳でもできますが、初めての発情期前(生後6ヶ月くらい)が理想的です。

・ 手術のメリット

望まない妊娠を避けること以外に、病気の予防というメリットがあります。子宮蓄膿症や子宮内膜炎、卵巣腫瘍、乳腺腫瘍などの生殖器の予防や、偽妊娠を避けることができます。また、発情時のホルモンによる体調の変化やストレスからの解放も期待できます。

・ 注意すべき点

手術は全身麻酔をかけて行いますので、麻酔や手術のリスクがあります。そのため、リスクを減らしていくための術前の検査が非常に重要です。当院では必ず手術前に血液検査を実施し、麻酔リスクの評価を行っています。

また、手術後は一般的に太りやすくなるといわれています。適切な食事管理、運動管理による肥満の予防が大切となります。

近年では、避妊手術は、不妊目的よりも将来的な病気の予防のために行うことが増えてきました。もちろん絶対に避妊手術を行わなくてはならない訳ではありませんが、病気になってから手術を行うよりも、若くて健康な時に行う方が全身麻酔のリスクなども圧倒的に低くなります。また、ワンちゃんの場合、初めての発情を迎える前に避妊手術を行うことで、乳腺腫瘍の発生率が明らかに減少する、というデータもあります。そのため、生後6ヶ月前後での避妊手術をおすすめしています。また、当院では通常の開腹手術以外に腹腔鏡を使用した避妊手術も実施しています。腹腔鏡を用いた場合、より痛みの少ない体に優しい手術が可能になります。

最後になりますが、家族の一員である動物さんとの幸せな生活のお手伝いをさせていただきたいと思っておりますので、何か不明点などがありましたらどうぞ気軽にお問い合わせください。

獣医師 松本左登美

 

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