みどり動物病院

久米川みどり動物病院
  • アクセス
  • お問い合せ
  • 久米川みどり動物病院
  • どうぶつウェルネスセンター
  • 草加みどり動物病院
  • スキンケアトリミングサロン
2016年10月27日

混合ワクチンって何の予防?いつ打つの?

こんばんは、どうぶつウェルネスセンター獣医師の岩瀬です。

10月も終わりになり肌寒い季節となりましたね。

 

今年の混合ワクチン接種は済んでいますでしょうか??

本日は混合ワクチンについて、どんな病気があるのか、いつ予防していくべきかをご紹介していきたいと思います。

 

まずは、わんちゃんについてです。

たくさんの病気がありますが、本日はそれぞれの病気を簡単に紹介したいと思います。

 

  • 犬ジステンパー☆

元気食欲の低下、また病気が進むと神経症状を呈することもある死亡率の高い病気です。

  • 犬パルボウイルス感染症☆

激しい下痢・嘔吐などの消化器症状を起こし、特に子犬さんで脱水など重症化しやすい怖い病気です。伝染力が強いので、疑われる場合は他の動物さんとの隔離が必要です。

  • 犬伝染性肝炎☆

発熱や腹痛などがみられます。生後1歳未満の子犬さんが感染すると、全く症状を示すこと無く突然死することがあります。

  • 犬伝染性喉頭気管炎☆

咳や鼻水・クシャミなど呼吸器症状を起こし、二次感染すると重症化することがあります。

  • 犬パラインフルエンザウイルス感染症☆

咳や鼻水・クシャミなどカゼの症状を起こし、二次感染すると重症化することがあります。

  • 犬コロナウイルス感染症☆

成犬の場合は、軽度の胃腸炎の症状で済むことが多いですが、子犬さんの場合は、嘔吐や重度の下痢を引き起こし致命的になるおそれがあります。

  • 犬レプトスピラ感染症☆

細菌による感染症であり、腎臓や肝臓に病変がでます。様々なタイプがあり、代表的なのは歯茎の出血や黄疸が見られる黄疸出血型と、高熱・嘔吐・下痢を起こすカニコーラ型の2種です。特にこの病気は動物だけでなく人にも感染するので要注意です。

特にジステンパー・アデノウイルス感染症・パルボウイルス感染症はコアワクチンと呼ばれ、地域や環境に関係なく生命の脅威となるので注意が必要です。

 

接種時期についてですが、生まれたとき、子犬が母親の母乳から受け継ぐ免疫は生後1ヵ月前後でその効力がなくなっていきます。その免疫を維持するために生後1ヶ月目に1回目のワクチン、さらにその1ヵ月後に2回目(子猫は2週間)、さらにその免疫力を確実に維持するために2回目の1ヵ月後に3回目を接種します。(子猫は2回で終了します)

その後は3回目の接種から毎年一年後を基準に接種していきます。

ワクチンの種類として当院では5・6・8種の混合ワクチンがありますが、どの種類が良いかどうかなどご不明点がありましたら、診察時にご相談いただければと思います。

 

次にネコさんについてです。

  • 猫ウイルス性鼻気管炎☆

初期は咳、くしゃみ、鼻炎などの呼吸器症状のほか、結膜炎をひき起こします。特に子猫の場合は重篤化することがあります。

  • 猫カリシウイルス感染症☆

猫ウイルス性鼻気管炎によく似てた症状を呈し、症状が進むと、舌や口の周辺に潰瘍ができることがあります。

  • 猫汎白血球減少症☆

白血球が極端に少なくなる病気で、高熱・嘔吐・食欲がなくなり下痢が始まると脱水症状となります。重篤な場合は高い死亡率を示します。

 

以上が様々な病気の説明になります。

ご覧の通り、たくさんの病気があり、かかるとどれも重篤になる恐れがあります。

そういった病原体から体を守ってあげるためには定期的なワクチン接種が必要があります。

ご不明点などありましたらお気軽にご相談ください。

 

獣医師 岩瀬由馬

久米川 みどり動物病院