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2015年06月10日

子犬さんの問題行動

子犬さんの問題行動

子犬さんと一緒に暮らしていれば、一度位は子犬さんの「吠える」「噛む」「壊す」などの行動に悩まされた経験があるはずです。
こうした行動は「問題行動」といい、学習することで解決します。
今回は問題行動についてご紹介します。

【問題行動は本能】
問題行動とは「吠える」「噛む」「壊す」といった、一般的に飼い主さんを困らせる行動を指します。
困るのは主に飼い主さんやご家族であって、子犬さんにとっては何も問題ではありません。
むしろ、問題行動は子犬さんにとって正常な行動といえます。

その理由は、子犬さんが吠えるのは飼い主さんを困らせたいからではなく、何かを警戒している、遊んでほしい、ごはんがほしいなど、いろいろ理由があります。

物を噛むのも、気になったものは口に入れて確認したいという本能から来る行動の一つです。
つまり「問題行動」とは犬の世界だと当たり前の行動であり、人間と一緒に生活する場合に問題となってしまう行動だと言えるでしょう。

【問題行動を止めるのは生活していく上で必要な事】
先述したように、問題行動は本能によるものです。
しかし「本能だから仕方ない」「動物として正常な行動だから、改善しなくても良い」という事にはなりません。
確かに、子犬さんの気持ちを理解してあげる事は大切ですが、子犬さんがずっと問題行動を続けていたらどうでしょうか。
きっと、飼い主さんは「一緒に生活が出来ない」と思う様になるでしょう。
問題行動を止めさせることは、子犬さんと生活するために必要な事なのです。

【アメリカにおける犬の死因トップは・・・】
少し話は変わりますが、アメリカにおいて犬の死因ナンバー1は問題行動だと言われています。
「吠える」「噛む」「壊す」といった問題行動に我慢できなくなった飼い主さんが、愛犬を愛護センターに連れて行くそうです。
この数は事故や虐待よりも圧倒的に多いと報告されています。
そして、非常に残念な事ですが、愛護センターに連れて行かれたほとんどの犬は、殺処分される運命にあります。

 また、残念ながら日本でも問題行動を理由に犬を保健所に預ける飼い主さんが増えています。
保健所に連れていく理由の多くは「引越し」です。
引越先で一緒に暮らせなくなるので、保健所に預けるというケースが多いのです。
しかし、一部では「最近はペット可の物件が多くなってきている。問題行動を起こさない犬であったら、もしかしたら一緒に連れて行ってもらえたかもしれない」と、本当の理由が引越し“ではない”事を示唆する声があります。
とにかく、問題行動を予防することは事故や事件から避けるためだけでなく、犬の命を守る事にも繋がるかもしれないという事です。

【問題行動は学習で解決】
問題行動は学習することで解決できます。
そして、学習の仕組みは人間も動物も同じです。
子犬さんにどのように学習してもらったら、良い方向へ持っていけるのかが重要です。
そしてそれをお手伝いするのが「パピークラス」や「社会化コース」などの“しつけ教室”と言われるものなのです。
愛犬と末永く暮らしてくためにも、是非、学習の機会を設けてはいかがでしょうか。

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