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2015年06月04日

犬種によるボディ・ランゲージ

犬種によるボディ・ランゲージ

犬は主に視覚でコミュニケーションを行うため、ボディ・ランゲージが豊富です。
しかし、耳や尻尾、体毛に特徴がある犬種の場合は、ボディ・ランゲージから表情や気持ちを見分ける事が少し難しいケースがあります。
例えば尻尾が巻かれて体にくっついているブルドッグ、尻尾が背中に乗っている柴犬などは、尻尾だけを観て気持ちを読み取ることが難しいです。
また、イタリアングレーハウンドはリラックスした状態でも尻尾が下がっています。
犬種ごとの特徴を知っていれば、尻尾が立っているから「怒っているのかな?」、下がっているから「怖がりなのかな?」という勘違いをしなくなります。
今回は、犬種によるボディ・ランゲージの特徴について紹介します。

【まずはリラックス状態を知ろう】
ボディ・ランゲージを読み取るには、まずリラックスした状態はどんな姿勢で、どんな表情をしているのかを理解しておくことが大切です。
リラックスした状態を理解していれば、緊張や不安なときのボディ・ランゲージがより読み取りやすくなるからです。

【耳は付け根がポイント】
尻尾と同様に耳も、子犬さんの気持ちを見分けるポイントになります。
耳に特徴がある犬種は沢山ありますが特に垂れ耳の犬種の場合、耳の付け根部分を観ると様子が解りやすくなります。

断耳や断尾している子犬さんの場合、耳や尻尾の動きが解り難いので表情を読み取るのが困難です。
私達がよく観察しても尻尾の動きが解り難い犬種は、犬同士においてもコミュニケーションが難しいようです。

【長毛種は特に注意深く観察する】
犬は緊張状態だと背中の毛が立ち、耳がピン立ちます。
柴犬、ラブラドールなどの毛が固くて短い犬種は、背中の毛が立つと一目で解ります。
これに対して、柔らかい毛や長毛の子犬さんは緊張しても毛が立ちません。
また、普通の犬は耳が前方もしくは後方を向きますが、毛が長い、もしくは柔らかい犬種では、耳が毛で隠れてしまって表情を読み取る事が難しいです。
余談ですが、チャウチャウ、コッカ、スプリンガースパニエルなどの犬種は、人が咬まれてしまう咬傷事故が多いと言われています。
咬傷事故が多く報告される理由には、闘犬としての歴史、犬種の特徴や気質の問題もありますが、身体のライン、耳、口が毛で隠れているため、怒りや緊張のサインが出ているのに気付かずに構ってしまったが故に攻撃される事が考えられます。
長毛種の飼い主さんは、特に子犬さんの表情に気を使いましょう。

【子犬さんの身体全体を観る】
 子犬さんの気持ち(ボディ・ランゲージ)を理解するためには、普段の様子を知っておく事がとても大切です。
また、必ず身体の一部分ではなく全身を観ましょう。
体の一部だけで判断すると誤解する事が多いです。
子犬さんが緊張や不安を感じている時、飼い主さんが素早く気持ちを感じ取ってくれたら、子犬さんもきっと嬉しいと思いますよ。

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