みどり動物病院

久米川みどり動物病院
  • アクセス
  • お問い合せ
  • 久米川みどり動物病院
  • どうぶつウェルネスセンター
  • 草加みどり動物病院
  • スキンケアトリミングサロン
2015年01月20日

猫の症状「呼吸がおかしい」

猫の症状「呼吸がおかしい」

猫は体全体を使って呼吸をしているので、酸素を肺へ充分に取り込めていないとうずくまって苦しそうにします。呼吸がスムーズに出来ない理由には、さまざまな原因が考えられますが、胸の辺りを骨折していたり、体の内側で内臓破裂を起こしているケースが主に考えられます。しかし、原因に関係なく、苦しそうに呼吸をしている様子は重体ですので、早急に獣医師の元へ連れていって診てもらいましょう。

【考えられる主な原因】
 痛み(骨折・外傷)
 呼吸器の病気(横隔膜ヘルニア、肺の腫瘍など)
 胸水、重度の腹水
 感染症(猫伝染性感染症、トキソプラズマなど)
 心臓の病気(心筋症、血栓症)
 貧血
 極度の緊張、ストレス
 熱中症

【呼吸の仕方で健康状態を確認】
健康な猫の呼吸は、胸とお腹が同じように膨らんで縮みます。ですが、呼吸困難に陥っている猫は、胸よりもお腹の方が膨らみます。この現象は、空気を肺へ充分に取り込めていないから起こります。猫は、呼吸することが難しくなることで、次第に元気がなくなり、むせる様な咳をする様になります。

【口で呼吸していたら要注意】
猫は口で呼吸するのが苦手な動物なので、基本的に口を開いて呼吸する(開口呼吸)ことがありません。興奮・緊張をした時や運動後は開口呼吸をすることがありますが、日常的に開口呼吸が始まった場合は注意が必要です。こうなると「呼吸が苦しくて、開口呼吸をするしか無いところまで追い込まれている」と考えてもよいでしょう。開口呼吸が目立つ場合は、すみやかに獣医師による診察してもらいましょう。

【熱中症にも注意して】
猫は足の裏から汗をかきますが、体から汗をかいて体温を調節することができません。猫も犬と同様にパンティング(口を開けてハアハアとする呼吸)をしますが、呼吸器のシステムが犬と違うため、長時間続けてできません。そのため、犬がパンティングするような暑さでも、猫はパンティングすることがありません。
しかし、部屋が高温になっていて、猫がぐったりしてあえぐような呼吸をし、耳、股の内側を触って、非常に熱いと感じられたら、熱中症の可能性がないわけではありません。短時間で回復傾向が見られるなら問題視しなくてもいいこともありますが、運動しすぎたわけでもないのにパンティングが見られる時には、注意した方が良いです。

【症状を悪化させないためにできること】
呼吸困難によって苦しそうにしている猫は、涼しくて静かな場所へ移してあげましょう。
夜行性である猫を落ち着かせてあげることができます。逆に、暑くてにぎやかな場所では、猫は息苦しくなってしまって症状の悪化に繋がるおそれがあります。猫が落ち着いてきたら動物病院へ連れて行って診てもらいましょう。

久米川 みどり動物病院