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2014年12月24日

猫の症状「吐く」「はげしく吐く」

猫の症状「吐く」「はげしく吐く」

猫はときどき吐きます。たとえば、体を舐めて手入れをした時には、どうしても毛を飲み込んでしまうので、ときどき胃の中にできた毛玉を吐き出します。また、雑草を食べてから吐くことで、胃の中を清潔にしていることもあります。吐いた後にケロッとしていれば特に問題ありませんが、よだれや胃液が出ているような場合は、胃や腸がひどい炎症を起こしているかも知れません。
毎日、猫の様子を見ているご家族でも、生理的な吐き気と病的な吐き気を見分けることが難しいと思います。猫が吐き気を催していて「おかしいな」と思ったら、動物病院に診てもらったほうが良いです。また、嘔吐や吐き気を催していながら、じっとして動かないようなら重篤な症状かもしれませんので、速やかに動物病院へ連れて行きましょう。

【考えられる主な原因】
 毛球症
 食べ過ぎ
 内部寄生虫
 猫伝染性腸炎
 細菌/ウイルス感染症
 尿毒症
 異物を飲み込む
 リンパ腫
 消化器の病気
 甲状腺機能亢進症
 胆管肝炎
 そのほか内臓の病気

さらに、食べ物を一気に食べたり、ネズミや小鳥などの小動物を捕えて毛や羽ごと食べた時などに、食道に入ってしまったものを吐き出すこともあります。これらの理由で吐くことは生理現象なので、吐いた後にケロっとしていることが多いです。こういったケースであれば、あまり心配するような事はないでしょう。しかし、これら以外の理由で吐き、同時に好きな食べ物に対しても食欲を示さない場合には、何らかの異常が起こっていると考えてよいでしょう。

【よだれや胃液も出ている様子なら】
特に吐く(よだれ・胃液など出る)だけでなく、気持ち悪そうにしている場合には、尿毒症、腸重積、胃や腸がひどい炎症を起こしているかも知れません。これらに加えて下痢も起こしているなら、食中毒などの可能性があります。猫が吐く前に苦しそうな鳴き声やうめき声を上げているなら、非常に強い痛みを伴っていると考えられます。

【嘔吐と下痢の場合は猫伝染性腸炎の可能性もある】
もし猫が激しく嘔吐し、下痢もしているなら猫伝染性腸炎(猫汎白血球減少症)かもしれません。これはウイルス性の伝染病で、感染して2〜10日で発症し、半数以上が死亡するといわれています。メス猫が妊娠中にこのウイルスに感染するとお腹の中の胎児にも感染します。感染すると、子猫は体内で死亡することもあり、たとえ生まれてきても重い障害を持つリスクが高くなります。
もし、複数の猫を飼っている方で、ある猫が猫伝染性腸炎(猫汎白血球減少症)に感染した場合は、ワクチンを接種させて2週間以上は他の猫に接触させないようにしないといけません。猫伝染性腸炎(猫汎白血球減少症)の予防には、ワクチン接種が効果的なので、定期的に動物病院で予防処置することをお薦めします。

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