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東村山の動物病院「久米川みどり動物病院」-フェレットの副腎摘出
東村山の動物病院「久米川みどり動物病院」-病気の概要

副腎とは、腎臓のそばにある小さい臓器で、たくさんのホルモンを分泌している所です。こうしたホルモンは生きていくうえで重要な役割を果たしています。
フェレットの副腎疾患は、この副腎が大きくなったり腫瘍化してしまうことで、ホルモンが過剰に分泌されて様々な症状を引き起こす病気です。
フェレットの副腎疾患の場合は、犬や猫の副腎疾患(副腎皮質機能亢進症)とは異なり、この副腎から分泌される主なホルモンは性ホルモン(エストロゲン・アンドロゲン)です。そのため、フェレット特有の症状が認められます。

東村山の動物病院「久米川みどり動物病院」-症状

症状としては、性ホルモンが過剰に分泌されることから、生殖器に主に症状が出てきます。
メスでは、乳首が赤く腫れる、皮膚の痒みや脱毛、外陰部が腫大したり、子宮断端膿瘍(不妊手術時の子宮の切断部が性ホルモンの刺激によって大きく腫れ、内部に膿の液体が溜まること)に伴い排尿しづらくなってしまうこともあります。
また、オスでは、乳首が赤く腫れる、皮膚の痒みや脱毛、前立腺がはれ、尿道を圧迫して尿が出しづらくなったり、前立腺の中に嚢胞(液体や膿を含んだ袋)が出来ることでその膿が尿道に入り込み尿閉(閉塞されて尿が出ない状態)を引き起こしてしまうこともあります。
さらに、エストロジェンと呼ばれる女性ホルモンが過剰に分泌されることで、骨髄の造血能力を抑えてしまい、貧血を起こしてしまうこともあります。

東村山の動物病院「久米川みどり動物病院」-治療

副腎自体の大きさや症状、年齢などによって、内科的に治療を行っていく場合と、外科的に治療する場合があります。
内科療法では、第一選択としてリュープリンと呼ばれる注射を3週間に1度、接種します。リュープリンは、脳から性ホルモンを分泌するように指令を送っている所に作用します。リュープリンを用いて一過性に性ホルモンの強い刺激を注射で入れることで、体がもっているホルモン抑制機能を利用し、これ以上性ホルモンを出さないように働きかけます。リュープリンをうっていても副腎そのものに作用するものではなく、根本的治療ではないので、腫瘍化など悪化がないかどうか投与の度に調べる必要があります。
また、メラトニンと呼ばれる性ホルモンを抑制するような薬も補助的に使用することもあります。
外科療法としては、リュープリンを投与しても症状が改善されないとき、あるいは副腎の大きさが1センチ以上のものを対象に、片側の副腎摘出を行います。あまりに大きすぎる場合などは周りの血管や臓器まで巻き込んでいることもあり、摘出が困難な場合もあります。

東村山の動物病院「久米川みどり動物病院」-流れ
東村山の動物病院「久米川みどり動物病院」-ステップ